悪役の活性酸素

エステ彩 ひとみ

2010年08月10日 12:58


活性酸素という言葉をきくと、「元気の良い酸素?」⇒「体によさそう」と思いがちですが美容に関しては効果は逆。

高い反応活性を持つため、外部から入り込んできた異物(微生物)を排除することが出来るのがわかってきたので医療や新薬の開発では期待されている活性酸素でもあります。

活性酸素は酸素が体内でほんの少しだけ変化した物質です。
生活習慣病やがんなど深刻な現代病を引き起こす元になるのが活性酸素という説や活性酸素こそが老化の原因だという説もあります。

活性酸素が危険なのは、「身体を酸化させる」=「サビつかせる」ということです。

美容の話の中でよく「抗酸化」「抗糖化」という言葉を耳にするということがあるかと思いますが、
抗酸化は「体のサビを食い止める」ということ、「抗糖化」は「体のコゲを食い止める」、それがアンチエイジング(抗老化)につながるという考え方です。

体にあまり良くない活性酸素。抗酸化食品で活性酸素を除去するには・・・?

⇒ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE(ゴマやうなぎ、ピーナッツ)、ポリフェノール、グルタチオン(ほうれん草やブロッコリー、牛レバー)、亜鉛、セレン(イワシ丸干し、シラス干し、小麦胚芽)などを積極的に摂る。

「サビないカラダ」とは時々聞くフレーズですが、つまり活性酸素を除去して抗酸化の力をアップし、アンチエイジングにつなげるということなのです。

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